Go To U.S.A.

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スワンプツアー
<第五日目>

9:00 起床
10:00 朝食(バーボン・カフェ)
11:00 セントルイス大聖堂
13:00 スワンプツアー出発(Dr. Wagner's Honey Island Swamp Tours)
17:00 ウォルマートで買物
20:00 夕食(ケイジャン・キャビン)


今日のスワンプツアーは午後からになったので、朝はゆっくり。朝食はまたしてもホテルのブッフェ。どこに旅行に行っても、ホテルの朝食が気にいれば、毎日そこで食べるのがうちの決まり。そして、午前中が空いたからといって、その時間にあえて行動しないのが「うち流」。しかし、セントルイス大聖堂で買いたいものがあり、夕方5時には閉まってしまうので、午前中に散歩がてら出かける。

セントルイス大聖堂は全米で最も古いカトリック教会。先日、中に入って見学したが、天井絵や緻密なステンドグラスが素晴らしい。そこで買うものといえば、十字架とおめだい(マリア様の像を浮き彫りにしたメダルのようなもの)である。私は無宗教だが、カトリックのミッションスクール出身なので、そういったものには親しみを覚える(キリスト教は偶像崇拝を認める)。

たまに行く目白のカテドラル教会(プロテスタント)では安物しか売っていないし、プロテスタントではなく、由緒あるカトリックの教会で、そうしたものを入手したかったのだ。信者というわけではないから、アクセサリーとしてではあるが。教会の人にミサに出るよう薦められたが、そこまでの時間がなかったのが残念。

実は部屋の窓から、小泉八雲の住んでいた家に重なって、セントルイス大聖堂の塔が見える。それが何ともいい感じの光景。夜明けや夕暮れ時はなお良い。しかし、アメリカに行くといつも感じるのだが、アメリカって日が長いなあと。ニューオーリンズでも、8時くらいまで明るい。もっとも、ニューオーリンズでは、朝6時に寝るのは当たり前ということだそうだから、非常に私に合っている街と言えるかも。(^^;

さて、午後になって、少々雲が出てきたので、スワンプツアーはだいじょうぶかと心配になった。というのも、雨天の場合、中止になることもあるからだ。しかし、その心配も無用であった。結局ひと粒の雨も降らなかった。ポンチャートレイン湖を渡って、ドクター・ワグナーのスワンプツアーにGO!

ドクター・ワグナーは、鳥類学者である。「ドクター」という肩書きは伊達ではない。そのため、他のツアーでは聞けないような詳しい説明を聞かせてくれる。スタッフも同様。さらに今日は、他の予約客が来なかったので、私たちだけで貸切のボートになった。ちなみに、私はアリゲーター・レスリングのスタッフと書いてあるTシャツを着ていたのだが、「そのTシャツはいいね!」と2回もほめられた。

それにしても、スワンプは最高!車から降りた途端に、これぞ南部!という感じ。今になって初めて、ああ、南部に来たんだ!という実感がわいた。暑さも湿気も目じゃない。大自然に感動したというのは、バハマの海とグランド・キャニオン以外あまりないのだが、スワンプには感動。本の中でしか知らないスワンプが、今ここにあるのだと思ったら、すごく感激した。

ボートは、最初はゆっくりと、すべるようにスワンプを進んでいく。幹の途中まで水中に沈んでいるサイプレス。そこからぶら下がるスパニッシュ・モス。淀んではいるが、静かな水面。途中でアリゲーターのお出迎え。マシュマロをあげると、大きな口をパックリと開いて食べる。ワニはマシュマロがお好き。

途中から、ボートは全速力で風を切って疾走し始める。なんて気持ちがいいのだろう!空気は湿り気を帯びてはいるが、けして不快ではなく、何とも心地いい。岸につり用のキャビンがいくつも並んでいるところでは、なるべく音を立てないように静かに進む。スワンプに棲む鳥や昆虫などを見ながら、ボートはさらに奥へと進む。

奥には絶景ポイント。サイプレスの緑が色濃く影を落とす、静寂に満ちた美しい場所がある。夢のような世界だ。しばし無言で見とれる。そして、細い水路を通って、さらに奥へ。そこまで進むには小さなボートでなくては行けないので、このツアーに申し込む場合には、大きなボートのツアーは避けたほうがいい。

そこでは、ふくろうの子どもが待っていた。ハリポタでおなじみのふくろうだが、本物を見たのはもしかして初めてかもしれない。私たちがいじめに来たと思ったのか、しきりに母鳥を呼んでいるが、動こうとはしない。なんとけなげでかわいいことか。しかし、同時に大自然で生きる強さも感じる。子どもなのに、すでに厳しい目つきをしている。ハリポタで、と書いたが、ハリーの白いヘドウィグではなく、ロンのピッグウィジョンがこんな感じかな?と。

奥の行き止まりに到着すると、そこでエンジンを止めて、スワンプに生えている植物の解説。何が何だったか忘れてしまったが、ヨーロッパ原産だという紫色の花がきれいだった。ウォーター・リリーという睡蓮の一種も美しい。

それと、メイフライ。小さなトンボのような虫だが、ちょっと変わった形だ。ちょうど孵化する時期だとかで、サイプレスにぶら下がっているスパニッシュ・モスつつくと、いっせいに飛び立つ。虫の嫌いな人には鳥肌ものだろう。

この光景を見て、映画「グリーンマイル」で、コーフィーが口から虫を吐き出すところを思い出してしまった。しかし、メイフライの形は興味深いなあ。ミニチュアのドラゴンのようだ。「メイフライ=五月蝿=うるさい?」たしかに、いっせいに飛び立つところは「うるさい」と形容してもいかも。

帰りのボートは、ほとんど全速力で疾走。途中、釣りをしている人がいて、どうやらナマズを釣り上げたようなので、見せてもらった。世間話を小耳にはさんだところによれば、ハリケーンくずれの熱帯低気圧が近づいているらしいとのこと。明日のニューヨーク行きの飛行機はだいじょうぶかな?

というわけで、大満足のスワンプツアーであった。いろいろ不安があったのだが、南部に来て本当に良かったと思えた1日だった。貸切というのもラッキーだったし。たまにスワンプで日がな1日釣りをするなんてのも、なかなかいいんじゃないかな、なんて。

ちなみに、ドクター・ワグナーのところのホット・アップル・サイダーが美味。私はまゆみさんに一口飲ませてもらっただけなのだが、そのおいしさは忘れられないだろうと思う。ドクター・ワグナーのスワンプツアーに行ったら、ホット・アップル・サイダーをお忘れなく!

ツアーの帰り、ビクターさんに寄り道をしてもらって、ウォルマートまで行く。大きめのスーツケースを買うためだ。実は、私のスーツケースはさほど大きくない。今まで、だいたい旅行をするのが夏ばかりで、しかも暖かいところというか、むしろ暑いところにばかり行っていたので、大きなスーツケースは必要なかったのだ。

しかし、今回はおそらく涼しいだろうという場所を含めて10日間だ。持ってくるだけで満杯。すでにおみやげが入らなくなっていたのだ。アポロ13号のスーツケースはさらに小さい。というわけで、仕方なく大きめのスーツケースを買おうということになった。

これが驚きの$29。しかも、付属のバッグが2個もついている。信じられない値段だ。ついでに、スーパーに行ったら必ずチェックするボールペンも購入し、ここでも満足。わざわざ回り道してくれたビクターさん、ありがとう!

ちなみにビクターさんは、昨日渡しておいた「USA TODAY」のシュワちゃんの記事を丹念に読んで、その概要をじっくり説明してくれた。「僕はもうシュワルツェネッガーのエキスパートだ」と言うほど。もっとも、英語の文章の概要を英語で説明されても、悲しいかなやっぱり全部は理解できないので、主要なところはまゆみさんが通訳してくれたのだが。

さて、今日の夕食は、ケイジャン・キャビン。ZYDECOのライブをやっているケイジャン料理の店だ。気が付けば、毎日ケイジャンかシーフード。ニューオーリンズにはクレオール料理ってのもあるんだよと思ったが、ホットソースを思いっきりかけられるケイジャンがお気に入りになってしまったのだ。

というか、実はバーダマン先生の本で紹介されていた店にも行ってみたかったのだが(アントワンズ、アーノルズ、ガラトアーズ、ブレナンズ、Kポールズ・ルイジアナ・キッチンなど、店の前までは全部行った)、正装でなくては入れない店とか、少なくとも半ズボンにサンダルはダメとか、そういう店ばかりだったので、入ることができなかったのだ。なにしろ荷物を少なくするために、ジーンズに半ズボン、Tシャツくらいしか持って行かなかったので、そういう店に入るような服がない。それでも私たちはグルメじゃないし、アメリカの高級料理店には特に興味もないので、大衆料理の店で十分なんである。と負け惜しみ?

ともあれ食前酒に、今日こそは元祖パット・オブライエンズの「ハリケーン」を飲もうと入ってみたはいいが、満員だったので飲むことはできず、断念。それでホテルの近くのケイジャン・キャビンへと足を向けた。毎朝起こされる「ジャンバラヤ」の曲は、ここから流れてくるのだ。

ケイジャン・キャビンでは、リベンジ!とばかりに、バーベキュー・シュリンプを頼む。それと、テイスト・オブ・ニューオーリンズ(ジャンバラヤ、シュリンプ・マリネーズ、レッド・ビーンズ&ライスのセット)にDIXIEビールである。

食べ物のほうは、まあそれなり(私はついにジャンバラヤが好きになれなかった)だったが、この時期、日本人は珍しいのか、どこに行っても注目されるようで、ZYDECOバンドに無理やり借り出されて、アポロ13号はウォッシュボード、私はタンバリンを演奏する羽目に陥った。恥ずかしかったけど、でも、これでこそニューオーリンズに来たということなんだろうな。何が楽しくて、数ある音楽の中でZYDECOを選ぶのだろう?などと思っていたが、やってみたら楽しかった。高級料理店では味わえない、スリルと冒険の一瞬だ。(^^;

食後、再度メゾン・バーボンでジャミール・シャリフの演奏を見て(今日は店内には入らず)、最後の名残を惜しむ。ニューヨークなんかどうでもいい、もっとニューオーリンズにいたいと思う。せめてもう一度、ビッグ・アルのゴスペルが聴きたい。ガンボ・ショップのザリガニが食べたい。しかし、無情にも時は止まってくれない。明日はニューヨークである。

【おまけ】:毎日ミネラル・ウォーターを買っていた、ホテル横の酒屋で買った、辛い辛い「ホット・ピクルス」が、実はすごくおいしいということに気づき、さらに追加を買う。長さ15センチ、太さ5〜6センチという不気味なきゅうりのピクルスなのだが、これがたまりません。すっぱい!辛い!でもおいしい!小さく切ってしまうより、このまま丸かじりが良い。あまりたくさん持って帰れないのが残念。日本でも売っていればいいのに。

※13135歩
| schazzie | [旅]New Orleans | 23:18 | comments(0) | trackbacks(0) |
プランテーションツアー
<第四日目>

6:30 起床
7:30 朝食(バーボン・カフェ)
9:00 プランテーションツアー出発
10:30 サンフランシスコ見学
12:00 オークアレイ・昼食
13:00 オークアレイ見学
17:30 ホテル着
19:30 夕食(ディーニーズ)
21:00〜ライブまわり(メゾン・バーボン、ファンキー・パイレーツ、クレイジー・コーナーほか)


朝食ブッフェが気に入ったので、何も言わなくても朝食はホテルのカフェ。で、例によってそこでたっぷりの朝食(もちろんグリッツ!&ベーコン、スクランブルエッグ、ハッシュド・ポテト、パンケーキ、コーヒー、トマトジュース)を食べていると、雨が降ってきた。雨の中のプランテーションツアーは嫌だなあと思っていたら、短時間でさっと上がった。その後は上天気。

食後にプールサイドでコーヒーを飲みながら新聞(USA TODAY)を読んでいたら、一面にシュワちゃんの写真。新聞は無料でもらえるので、2部もらってきた。一応読んだものの、辞書がなかったので意味不明のところがあり、1部をまゆみさんに渡して読んでもらおうという魂胆。

今日は私たちのほかに4人の日本人が一緒で、涼しい北海道から来たので、ニューオーリンズのこの暑さにはまいっているとか。にしては、それぞれカップルで、別の意味で熱かったですよ。将来、あまりうまくいきそうにもないカップル同士だったけど。(^^;

というわけで、今日は車もいつものセダンではなく、マリアさんという女性が運転するバン。まずはバトン・ルージュに行く途中にある、ミシシッピ川沿いのサンフランシスコというプランテーションへ。プランテーションと言ってはいるものの、今ではその建物と広い庭だけで、農園はない。庭は大きな木々と青々とした芝生だけというシンプルなもの。ヨーロッパのように装飾を施した庭ではない。

サンフランシスコ邸は、19世紀に若いマーミリオン夫婦が建てたというもので、奥さんのルイーズはドイツ人。そのため、他のプランテーションとはちょっと違う趣があるようだ。外観も、たしかに想像していた荘園とは違う。とはいえ、これが最初に見る建物だから、どこがどう違うのか定かでないのだが、絵心のあった妻ルイーズの趣味を存分に取り入れた装飾が施されている。使用されている木材は、このあたりの湿地帯に生えているサイプレス(イトスギ)なのだが、それをオーク(樫)に見せようとして細工するなど、けなげな工夫の跡も見られる。

さて、そのルイーズ夫人だが、こんな田舎は嫌!とばかりに、年中にぎやかなニューオーリンズの街に出かけていたらしい。最後には行ったまま帰ってこなくなってしまい、夫は一人寂しく死んでいったそうだ。なんと気の毒な!愛する妻のために、豪華な屋敷を建ててやったというのに。(^^;

この屋敷の横には、奴隷小屋があった。個人的には豪華な屋敷よりも、こちらのほうが興味深かった。何の家具もない。ただ寝るだけの木造の粗末な小屋である。

サンフランシスコ邸のおみやげ店で、ルイジアナの州花マグノリアの香りのロウソク(蓋つきの瓶に入ったもの)を購入。マグノリアは日本にもある木蓮の一種だが、こちらは大輪の白い花。それをイメージするかのような乳白色のロクソク。

【後日談】:その場では、すごくいい匂いだと思ったが、帰国後、実際に火をつけてみると、ちょっとトイレっぽい匂いかも?と。やはりその土地だからこそいいのだというもののひとつだったかもしれない。

サンフランシスコを後にして15分ほどだろうか。次は映画「長く熱い夜」でも観たオークアレイへ。写真では、あの有名な樫の並木を嫌というほど見ているが、実際にそこに着いてみたら、その素晴らしさにため息が出た。強い日差しを遮る樫の大木の並木は、何百年という年月に渡り、そこを歩く人々に緑の涼しさを与えてきたのだろう。

ところで脱線するが、オークアレイに入る前に、ミシシッピ川の堤防に上って、川を見渡した。実は蒸気船デルタ・クイーン号が入っていると、ここに車を止めることはできないそうで、「今日は運良く入っていないので、ここからミシシッピ川が見れますよ」ということだったが、私としては、歴史的記念物であるデルタ・クイーン号をぜひ見てみたかったなと残念に思った。私にとっては運が悪かったことになる。

さてオークアレイでは、まず昼食をとった。すでに用意されているので、好みも何もないわけだが、メニューはサラダ、シュリンプ・クレオール、ブレッド・プディング、アイスティーである。これがまたレストランで食べるといった雰囲気ではなく、いかにも家庭料理を味わっているかのような暖かな感じのおいしいお料理だった。私の中では、ガンボ・ショップのクロウフィッシュ・エトゥフェと甲乙つけがたい。

デザートのブレッド・プディングは、甘いし量が多いせいもあったが、皆残していた。でも実のところ、甘いものの嫌いな私でもおいしいと感じ、できれば全部食べたかったくらい。でも、「こんなに甘いもの、食べられない!」と、北海道の人たちが言い出し、無言のうちに「だから太るんだよ」と言われている気がして、残さざるを得なかったのだ。悔しい!でも、暑かったし、アイスティーは何杯もお代わりをした。

昼食が終わってから、いよいよお屋敷の中を見学。サンフランシスコでもそうだったが、ここでも長くてふんわりしたフープスカートをはいた女性が説明をしてくれる。

ここで不思議だと思ったのは、ベッドや椅子などのサイズが小さいこと、テーブルの高さが異常に低いことだ。そして建物全体もこじんまりしたサイズである。これはサンフランシスコも同様。なぜなのかと尋ねたところ、昔のアメリカ人は小さかったのだと言う。たぶん私にはちょうどいいくらいのサイズだが、現在のアメリカ人には、まるでおもちゃのように見えるのではないだろうか。

映画「長く熱い夜」で使用された部屋も見た。全くあのままである。しかし、あとでおみやげ店に行ってみると、その部屋で撮られた幽霊の写真のポストカードが売っていた。さもありなん。この屋敷に入った時から、私は何か奇妙な感じがしていたのだ。

とある部屋の前の椅子にじっと座っていた、古びた黒いスーツを着たおじいさん。あれは本物だったのか?この暑いのに、黒いスーツというのも奇妙だが、家具には触ってはいけないということになっているのだから、座るなんてもってのほかじゃないの?

さらに、この屋敷の2代目の持ち主のお墓を見に行き、その正面に立った時、体にビビっと電流が走り、これはなんなの?と思っていたのだ。けして不気味ではないのだが、何とも奇妙な感じがした。たぶん、あそこにはいるだろうな。ゴーストが。

屋敷の中の見学のあと、自由に庭を散策。年月を経た樫の大木は、それだけで賞賛に値する。初代の持ち主が結婚するにあたり、妻が気にいるだろうと思って、この樫の並木のある土地を購入したそうだ。ということは、ここの樫の木は、屋敷よりも古いということである。何ともロマンチック。その一方で、奴隷売買の跡があり、当時売買されていた奴隷の値段が書いてあったりして、そうした多くの魂が、その木々に宿っているのではないかとさえ思えた。

帰り道は特になにもないので省略。

ホテルに戻ったところで、まゆみさんが部屋に来た。その時、窓の外を見たまゆみさんが、「正面の建物は小泉八雲が住んでいた家ですよ」と教えてくれた。八雲がこのホテルの近くに住んでいたことは知っていたのだが、まさに私たちの部屋の真向かいの建物だったとは!

しかし、今やそこはストリップ劇場である。夜になるとけばけばしいネオンがつき、イカした半裸のオネイチャンが店の前に立っている。場合によっては、ステージまで見えるときがあったりして・・・。にしても、八雲が住んでいた時と同じなのだろうから、あの窓から八雲もこちらを見ていたんだろうかなどと思うと、ちょっとドキドキ。熱狂的な八雲ファンでなくて残念。

さて、本日の夕食だが、まゆみさんに薦められたディーニーズに行った。ここもケイジャン料理、シーフード料理である。生カキ、クロウフィッシュ・エトゥフェ、スタッフド・クラブ、DIXIEビールと、私ったら毎日ザリガニかエビを食べてない?ってくらい、同じようなものを食べている。昼食もエビだったわけだし。レパートリー増えなくてすみませんて感じだけど、エビ類が好きなので、仕方がない。

しかし、ここはあまりおいしくなったのでがっかり。ガンボ・ショップも、特においしいということではないのだが、この手の料理のジャンルで、ニューオーリンズ中では一番おいしいということになるんだろうなと思った。しかし、まゆみさんの名誉のために言い添えておくと、ディーニーズは「バーベキュー・シュリンプ」がお薦めだと彼女は言ったのだ。それをすっかり忘れていた。

生カキと付け合せのサラダ、ゆでた皮の赤いジャガイモはおいしかったのだが、メインの料理が今いち。しかも量が多い。クロウフィッシュ・エトゥフェなんて、食べても食べても減らない。ザリガニ何匹使ってるんだろう?と思うほど。やっと深さにして1センチほど減ったところでギブアップ。

思えば、隣の老夫婦が食べていたのがバーベキュー・シュリンプだったに違いない。アポロ13号は、「あれが食べたい」と言っていた。あれ、食べればよかったね・・・。

食後、今日こそは音楽を聴きに行こうと、街を歩き出す。ニューオーリンズでは店のドアは開放されているので、外からでも十分聴けるのだが、せっかくここまで来て、そういう店に一度も入らないというのも何だよねと。それも、ロック系やZYDECO(ザイデコとかザディコとかいう)は毎日聴いているが(なんたって、毎朝「ジャンバラヤ」で起こされるのだから)、そもそもイメージしているジャズやブルース、ラグタイム、デキシーなんかを聴いてない。

というわけで、まずはジャズを聴きにメゾン・バーボンへ。出演中のジャミール・シャリフは、映画「RAY」で、レイ・チャールズのバックでトランペットを吹いていた人。ちょっとエディ・マーフィーっぽくて、スマートでカッコいい黒人だ。歌も上手い!かなり気に入った。ジャミールに、「どこから来た?」と聞かれたのが嬉しかった。

次はファンキー・パイレーツで、巨大なハリケーンのグラスを抱えながら、R&Bを聴く。ここはすごかった!ビッグ・アル・カーソンというニューオーリンズでは有名なR&Bの歌手が出ていたのだが、小錦の倍くらいありそうな巨漢。しかし、その巨体に響く歌声は素晴らしく、しかもぜひ聴きたいと思っていたゴスペルまで歌ってくれたので、大感激。ゴスペルは、日曜日に教会に行かなくては聴けないと言われており、なのに日曜日にはニューヨークに移動するので、だめかと諦めていたところだったのだ。

クレイジー・コーナーというロックの店に入った時は、時間もかなり遅くなっていたが、街の中はまだ人がいっぱい。皆朝まで楽しもうという魂胆なのだろう。そのおかげで、私たちのホテルの部屋は騒音が鳴り止まないということになるのだが。

※17412歩
| schazzie | [旅]New Orleans | 23:10 | comments(0) | trackbacks(0) |
ニューオーリンズ終日自由行動
<第三日目>

11:30 起床
13:00 昼食(ピザ&ダイキリ・バー)

ジャズ・バー→ラフィットの鍛冶屋→フレンチ・マーケット&ファーマーズ・マーケット→ムーン・ウォーク→カフェ・デュ・モンド→郵便局

17:30 ホテルに戻る
20:30 夕食(Felix's Seafood)


本来なら、今日スワンプに行く予定だったのだが、ツアーが満員だというので、日程を変えたため、終日自由行動となった。

昨日、まゆみさんに「ストリート・カーで、ゆっくりガーデン・ディストリクトを回るといいですよ」と言われていたのだが、起きたらもうお昼だったので、その気力なし。部屋でタバコが吸えないので、まずはプールサイドに下りていって、一服することから1日が始まる。ホテルの朝食ブッフェは終わってしまっていたので、とりあえずお昼ごはんを、と外に出る。天気良し。今日も暑い。

2日続けてケイジャンだったから、今日はピザにしようと近くのピザ&ダイキリ・バーに行く。ピザ&ダイキリ・バーというのは固有名詞ではない。そこら中にある、ピザとフローズン・カクテルを売っているファースト・フードの店。お腹が空いていたので、どこでもいいやと、ホテルから数軒先のこぎれいな店(ニューオーリンズでは店は皆古めかしく、新しいこぎれいな店というのは珍しい)に入ったのだが、ここのピザはものすごくおいしかった!

ペロリと平らげてしまい、もう一切れ(アメリカの一切れは大きい。食事として一切れずつ売っているのだから、それなりの大きさ)食べられそうなくらいだったのだが、ちょっと我慢。ほかにフローズン・ハリケーンを頼んだら、日本のラージサイズの紙コップよりも大きいコップで出てきてしまったので、それを飲まなくてはならなかったからだ。

ガーデン・ディストリクトの散策は諦めたが、フレンチ・クオーター内でもまだ見たいところがたくさんあるので、行く場所には事欠かない。上に書いた以外にも、あちこち回った。しかし、またしてもにわかに雲が出て、大粒の雨が降り出した。傘をさしてもずぶ濡れになりそうなので、近くにあったジャズ・バーに非難。ここも古めかしい店。バーボンの水割りを飲みながら、雨が上がるのを待つ。ハリケーンといい、バーボンといい、ニューオーリンズでは昼も夜もなくお酒だ。自然にお酒を頼んでしまうといった雰囲気だから仕方がない。

大雨の中でも、観光用の馬車は休まずカポカポ通っていく。あれを引いているのは馬ではなく、ラバなのだそうだ。ラバって、結構大きいんだと思った次第。彼らの悲しげな目を見ると、なんとなく気の毒になって、私はどうしても乗れなかったのだが、馬車で行くフレンチ・クオーターも、雰囲気があっていいんだろうな。あとで、騎馬警官を見たが(カッコイイ!)、本物の馬はもっと大きく体が引き締まり、精悍な感じだった。顔もハンサムだし、足も長い。

雨も上がり、そのままバーボン・ストリートを歩いていくと、有名なラフィットの鍛冶屋があった。ここも今はバーになっているのだが、今しがたハリケーンとバーボンを飲んでしまったので、中に入るのは断念した。

そこからぶらぶらとミシシッピ川のほうに行き、昨日行ったファーマーズ・マーケットとフレンチ・マーケットで買い物をする。ここで元祖パット・オブライエンズの「ハリケーンカクテル・ミックス」を購入。これをラムに混ぜるだけで、即席「ハリケーン」の出来上がりだそうだ。日本に帰ったら、どん底で作ってもらおう。

マーケット近くのキャンディ・ストアに入ってみたところ、甘そうなものがいっぱい。プラリネが南部の名物というのは知っていたが、もともと甘いものが好きではない上、暑さで買う気も起こらず、たまたま目に入ったハリー・ポッターの百味ビーンズ(新フレーバー、ミミズ味入り)を買う。

それから川沿いのムーン・ウォークへ。目の前には大きな客船、後ろには延々と続く貨物列車を見ながら散歩。暑いです。暑いです。マジで焼けちゃいました。それでも、対岸には緑があるので、いくらかミシシッピの雰囲気を味わえた。

そろそろお昼に食べたピザも消化した頃なので、一路カフェ・デュ・モンドへ。もうこれはニューオーリンズに行ったらお約束でしょってくらいに有名なカフェだが、飲み物は何種類かあるものの、食べるものはあの「ベニエ」しかない。四角いドーナツである。しかも粉砂糖がたっぷりかかっている。それとチコリ・コーヒーのカフェオレを注文したのだが、甘そうだなあ・・・と思ったものの、揚げたてなので、モチモチとしておいしい。カフェオレもおいしい。おいしいけど甘いので1個しか食べられない。残念!

カフェ・デュ・モンドを出たところで、黒人のミュージシャンがサックスを吹いていた。写真を撮ってもいいかと尋ねると、快くOKしてくれたが、日本から来たと言うと、いきなり「スキヤキ・ソング」を演奏し始めたので、思わず苦笑。これもサザン・ホスピタリティなんだろうとは思ったが、ニューオーリンズで「上を向いて歩こう」を聞くとは!

その後、郵便局でポストカードを出したりしながら、またぶらぶら歩いてホテルまで戻る。プールサイドで一服。とにかくプールサイドへ直行というのは、何も言わなくても、今や暗黙の了解。ほっと一息。ニューオーリンズの日の出もきれいだが、夕方の倦怠感みたいなものもいい感じではある。庭に植えてある植物に撒かれている水に涼しさを感じる。

ちなみに観光客の多いフレンチ・クオーターでは、場所によって夜は車は通行禁止となる。明け方になり、人っ子一人いなくなると、ゴミの収集車と道路清掃の車のみ通行可能になり、音楽の騒音がやんだと思うと、そういった車の働く音が響いてくる。

さて今日の夕食は、アクメ・オイスター・バーの斜め前にあるフェリックスズ・シーフードにて。ここもアクメと同じようなメニュー。まずは生カキを半ダース。カキの上にほうれん草とホワイトソースをのせて焼いたオイスター・ロックフェラーを1ダース。それからカメのスープにケイジャン・サンプラー・セット(クロウフィッシュ・エトゥフェ、ジャンバラヤ、レッドビーンズ&ライス)、そしてDIXIEビール。

アポロ13号は、アクメよりこちらのカキのほうがおいしいと言う。というのも、カクテルソースを自分好みに自由に作れるからだろう。カキそのものは、それほど差があるわけではないと思う。でも、クロウフィッシュ・エトゥフェは、ガンボ・ショップのほうがおいしい。ガンボ・ショップに行列ができるのも、なるほど納得だなという感じ。

いかにも人のよさそうな黒人のおじさんのウェイターがいい味出していたのだが、私たちのテーブルは、他の人の担当になってしまった。それでもアクメのウェイトレスよりは数倍良かったが。何と言っても、ここはタバコが吸えるのが良かった。リラックスして食事することができた。

そこからの帰り、バーボン・ストリート沿いのストリップ劇場のバルコニーから、マルディグラ・ビーズを投げている光景にぶつかる。そして、運良く私もビーズをもらうことができた。ビーズそのものは土産店でみているのだが、実際に投げてもらうと、これがマルディグラ・ビーズか!と感激する。


※15025歩
| schazzie | [旅]New Orleans | 23:53 | comments(0) | trackbacks(0) |
ニューオーリンズ市内半日観光
<第二日目>

5:30 起床
7:30 朝食(バーボン・カフェ)
10:00 市内半日観光ツアー出発
13:30 昼食(ジョニーズ・ポーボーイズ)
14:30 ナッチェス号乗船
16:30 買い物
18:00 ホテルにいったん帰る
21:00 夕食(アクメ・オイスター・バー)


疲れていたはずなのに、4時間しか眠れず、5時半に起床。ホテル内のバーボン・カフェで朝食(ブッフェ)。朝食はもちろん 「グリッツ」 でしょう!グリッツは、私が南部に憧れた原点とも言える食べ物。以前にバハマでグリッツを食べてから、本場のグリッツを食べることを夢見て、今まで生きてきたといっても過言ではない。

で、その本場のグリッツに、かりかりベーコン、スクランブルエッグ、ハム、ハッシュド・ポテト、ビスケット(KFCにあるようなやつ)、トースト、ヨーグルト、コーヒーと、ダイエットのことなど一切念頭に浮かばず、たらふく詰め込んでしまった。ここに書いた典型的な南部の朝食とされるものは、すべて美味しかった。しかし当のグリッツは、あれ?という感じ。いや、おいしくないわけじゃないのだが、バハマで食べたもののほうが美味しかったぞ・・・なぜ???ま、店によっても作り方の違いがあるらしいので、機会があれば他でも食べてみよう。

そしてコーヒー。ニューオーリンズのコーヒーはおいしいという話だったが、たしかにおいしい。私はコーヒーはあまり好きではなく、どちらかと言えば紅茶派なのだが、その私がおいしいと思った。ラスベガスのカプチーノも美味しかったが、ニューオーリンズのは薄めのコーヒーで、非常に好み。これがいわゆる「アメリカン」なのか、と。

さて、今日の目玉は市内観光。自分で回っても、そう大変ではなさそうなのだが、手っ取り早くオプショナルツアーで主なところに連れて行ってもらうことにした。それに、ニューオーリンズを舞台にした小説によく出てくるポンチャートレイン湖にも連れて行ってもらえる。ここまで行くのは、車がないと結構大変そうだ。

ツアーの道順はあらかじめ決まっているのだが、今日も私たちだけだったので、「アン・ライスの家が見たい」とリクエストをする。そのため、ガーデン・ディストリクトのファースト通り1239番地に直行。実はバーダマン先生の本には2239番地とあったのだが、正しくは1239番地だった。あとで写真も公開したいと思うが、「豪奢な邸宅」と聞いて、どんな立派な家なんだろうと思っていたのだが、予想外に小さかった。それでも自分の住んでいる家を考えれば、天と地ほどの差はあるが。

というのも、ニューオーリンズでは通りに面したところが広ければ広いほど税金が高くなるのだそうだ。だから、正面からは見えない後ろのほうにお屋敷が広がっているらしい。邸宅もそうだが、庶民の家もショットガンハウスと言って、さらに間口が狭く後ろに長いつくりになっている。

アン・ライスの家の付近で、いくつかのお屋敷を見、マグノリアの花を観察し、「葛」はどれだ?と探しながら、しばし過ごした後、街中をあれこれ見物しながらポンチャートレイン湖のほうに向かう。ポンチャートレイン湖には、全米一長いコーズウェイ・ブリッジがかかっているのだが、今日は橋は渡らず、レイクサイドで眺めるだけに留まった。にしても暑い!

その後、シティ・パーク、セントルイス墓地(3)、フレンチ・マーケット、ファーマーズ・マーケット、ジャクソン広場、全米一古いカトリック教会セントルイス大聖堂などを見て、フレンチ・クォーターに戻る。シティ・パークで、これぞスパニッシュ・モスという光景を見て、ああ、南部だと思いを新たにした。触ってみると、以外にもちゃんとした植物という感じで、写真で見ていたときにイメージしていた、枯れたようなふわふわ感はなかった。途中で、「ニューオーリンズには雨が多い」と、ジェームズ・リー・バークの 『ネオン・レイン』 の出だしの文句をつぶやきながら、まゆみさんにスーパーマーケットに案内してもらい、折り畳み傘を購入しておく。その時にはまだカンカン照りの上天気だったのだが・・・。

午後はミシシッピ川の蒸気船ナッチェス号に乗るべく、まゆみさんに乗り場を教えてもらい、これもまゆみさんに教えてもらったポーボーイサンドがおいしい店、ジョニーズ・ポーボーイズで昼食。シュリンプ・ポーボーイとDIXIEビールを飲む。このDIXIEビールはニューオーリンズの地ビールで、ジュリー・スミスやジェームズ・リー・バークの小説にも頻繁に出てくる。ニューオーリンズの気候に合った、おいしいビールだ。

昼食後、にわかに雲行きが怪しくなり、派手な雷が鳴り出した。私たちが乗ったナッチェス号は、雷雨の中を出航したのだった。しかし、夢に見たミシシッピ川は、今では両岸とも工場地帯になっており、描いていたイメージとは全然違って、ちょっとがっかり。ニューオーリンズは世界的な港でもあるから、これは仕方のないことなのだが、イメージしていたミシシッピ川を体験したければ、ミシシッピ州より上にいかなくてはならないのだろう。バーダマン先生の本にもあるように、「安全に川面を移動するだけ」というわけだ。しかし、「暴れ馬ミシシッピ」の名前は嘘ではないなと思えるほど川の流れが早く、落ちたら絶対に助からないだろうと思った。実際に、対岸まで泳いで渡ろうとする人がたまにいるそうなのだが、誰一人として、渡りきった者はいないとのこと。

途中で雨も上がり、気温はさらに上昇。下船後、近くの古本屋を見たり、郵便局に寄ったりしながらホテルまでぶらぶらする。とにかく暑い。

ホテルで少し休んだ後、夕食にアクメ・オイスター・バーに行き、生カキを1ダース、キャットフィッシュ&オイスターのフライを食べる。アクメは有名なので、店の前には行列ができている。私たちもそこに並んでいたのだが、目の前にニューオーリンズ警察(ジェイムズ・リーバークのデイヴ・ロビショーも、ジュリー・スミスのスキップ・ラングドンもニューオーリンズ警察だ)のオートバイが停まっていたので、写真を撮ろうとカメラを構えていたところ、お巡りさんがやってきたので、ドキっとした。ところが、そのお巡りさんが親切な人で、「バイクに乗って写していいよ」と言ってくれ、まんまとニューオーリンズ警察のバイクに乗って走っているかのような写真を撮れたのだった。これがサザン・ホスピタリティなのかなあ?などと思い、嬉しかった。

けれども、アクメのウェイトレスの態度が非常に悪く、一体何を怒ってるの?てな態度で、勝手にビールはこぼすし(断じて私たちのせいではなく、乱暴に扱って自分でこぼして、勝手に腹を立てているのだ)、横柄だし、せっかくの料理も美味しくなくなった。アクメには二度と行かないぞ!と決める。どんなに料理が美味しくても、要は人なのだ。

そのカキだが、日本のカキとは種類が違うようで、濃厚なまったりとした味。それにカクテルソースをかけて食べるのだが、もともとカクテルソースが好きな私。さらにホットソースもかけていいとなれば、ごきげんなはずなのだが、やっぱりウェイトレスの態度が気にいらなくて、美味しさは半減。フライは、これも日本のカキフライとは違って、とうもろこしの粉をつけて揚げてあるので、食感が全然違う。ソースがないので、塩味だけで食べる。初めて食べたナマズは、なかなかおいしかった(ウェイトレスの態度を差し引けば)。

アクメを出た後、今日こそはハリケーン・カクテルを飲むぞ!と意気込んで、ダイキリ・バーに入ってみた。ハリケーンは、元祖であるパット・オブライエンズで、と思っていたのだが、元祖だからおいしいわけではないと言われ、さらにニューオーリンズのバーにはどこにでもあるということだったので、手近のバーに入ったのだが、出てきたものは赤くもないし、やけにそっけない。ここのは赤くないんだ・・・と思いながら、ストローを差して飲んでみたところ、げ!ビールじゃん!「ハリケーン」を頼んだはずが、出てきたのは「ハイネケン」だったのだ。超ショック!ストローなんか差して赤恥!

そうそう、書くのが遅くなったが、今回英語がまるで聞き取れない。これが「南部訛り」っていうやつですか、と愕然とした。これじゃ、普通に英会話を勉強していても無駄だ。それに早口だし、切れ目がないので、何を言っているのか全然わからない。ある程度予測の付く会話ならまだしも、急に何か言われると、全くわからない。9年もニューオーリンズにいるまゆみさんでさえ、わからない時があるというのだから、初めて南部に行った私たちにわかるはずもないじゃないかと開き直ってはいたのだが、「ハリケーン」が「ハイネケン」になったときは、マジで悲しかった。

※21323歩
| schazzie | [旅]New Orleans | 23:51 | comments(0) | trackbacks(0) |
ニューオーリンズへ向けて
<第一日目>

東京発→ヒューストン→ニューオーリンズ

11:42 成田エクスプレス
12:52 成田着
14:00 チェックイン
15:35 成田発
 ‖
11時間(機内食3回)
 ‖
13:35(現地時間) ヒューストン着
15:35 ヒューストン発
16:50 ニューオーリンズ着


出発前に頼んでおいたサングラスを受け取りに行き、そのまま新宿駅へ。最初からバタバタ。今回旅行を決める前に、ヒューストンにはぜひ行きたい!と思っていたので、乗り継ぎがヒューストンで、とても嬉しい。

ところで、今度から指紋と顔写真を撮るから早めに行ってくださいと言われていたが、それをしたのはアメリカに入国するとき。つまりヒューストンでやったわけで、成田に早めに行っても意味がなかったことになる。

この旅行で何が楽しみって、ヒューストンに行くことを楽しみにしていたので、外には出られないものの、空港内でNASAグッズを買い漁った。ちなみにここはテキサス。カウボーイは?と周囲を見回したが、それらしき人物は一人もいなかった。テキサスにはカウボーイがあふれていると思ったのは幻想か?ともあれ、空港には全然いなかったので残念。今年の10月には、ヒューストンでコーマック・マッカーシー協会の集まりがあるのだが、まさかそれに出席できるとも思えないので、テキサスのカウボーイに会う機会は、当分の間ないだろう。

さて飛行機を国内線に乗り換え、1時間ほどでニューオーリンズに到着。ヤマグチ・トラベルのまゆみさんとビクターさんに出迎えられる。ハワイなんかだと団体で待っていたりするのだが、ここではどうやら私たちだけだ。この後、各種オプショナルツアーも、プランテーションツアーを除いて、ずっと私たちだけだった。専用の車&通訳&ガイドつきといった感じで、非常に良かった。二人ともとても親切で、見知らぬ土地での不安もなく、有難かった。ヤマグチ・トラベルお薦めです。

【余談】:ヒューストンからの飛行機で隣の席に座った、ブロンドの逆毛を立てたドリー・パートンのような女性がペーパーバックを読んでいたのだが、何を読んでいるのかな?と探ってみたところ、ジュード・デヴローだった。なるほど、似合ってる。てことは、私が読んでるノーラ・ロバーツの 『Midnight Bayou』 も「似合ってる」と思われるんだろうか?と心配になる。ノーラとは相性が良くないのだが、これはたまたまニューオーリンズを舞台にした小説なので、持ってきただけなんだけど。

機内から見下ろしたニューオーリンズの風景は、まさに湿地帯の中にあるといった感じ。空港に降り立つと、湿った熱気がからみつく。やっぱり暑い。でも数日前まではそうでもなかったらしい。急に暑くなったとのこと。

ホテルはフレンチクォーター内バーボンストリートのラマダプラザ・イン・オン・バーボン(以降ラマダホテルとする)だったが、禁煙の部屋しか取れず、意気消沈。20時間くらいタバコを我慢していたので、これにはいたく失望した。吸えるのは、プールのある中庭と街中だけらしい。まゆみさんが、「5泊もするのだから」とがんばってくれたのだが、フロントのベトナム人のような女性が無表情に頑として受け付けず、どうにもならなかった。日本人だからって、差別してるのか?といきなり被害妄想に襲われる。

さらに、部屋はニューオーリンズで最も賑やかなバーボン・ストリートに面しており、噂どおりの騒音(のちに、ここでさえも天国と思えるようになるのだが)。ともあれ、ジュリー・スミスの本に「ニューオーリンズの水を飲んではいけない」と書いてあったので、ミネラル・ウォーターなどの雑貨を買いに出かける。

買い物をしがてら、街を散歩。通りは、ビールと葉巻と生ごみが混じったような匂い。立ち並ぶ土産店には、マルディグラ・ビーズや仮面、Tシャツ、ホットソースなどが溢れている。フレンチ・クォーターは狭いので、プリザベーション・ホールやパット・オブライエンズなどの有名店がすぐに見つかった。

街中に音楽が溢れ、すでにみんなお酒を飲んでいる。暑いし、匂いもけしていい匂いではないのに、なぜか皆楽しそうだ(これもあとで、なぜ楽しそうなのかが理解できるようになる)。ヨーロッパ的な古めかしい建物とは対照的に、なぜかロックが大音量で演奏されていたりして、ラグタイムやデキシーのような曲が流れているのかと思っていたので、ちょっとびっくり。

建物は、美しいと同時に不気味さも兼ね備えており、ちょっと暗がりに行くと、たしかに幽霊や吸血鬼が出てきそうな雰囲気ではある。プリザベーション・ホールの前に「ゴーストツアー」の集合場所があったので、よほど申し込もうかと思ったが、ツアーに参加しなくても、十分雰囲気は味わえるといった感じ。

夕食は、行く前から決めていたガンボ・ショップ。シーフード・オクラガンボとクロウフィッシュ・エトゥフェを食べる。クロウフィッシュとはザリガニのことで、これは非常に「まいう〜!」だった。ガンボはいろいろな具が入ったトマト味のスープに、オクラでとろみをつけたものだが、予想していたより意外性はなかった。でも、この手のケイジャン料理店には必ずホットソースが置いてあるので、個人的には非常に好み。思ったほど量も多くはなかったが、フランスパンが丸ごと1本ついてくるので、十分にお腹は膨れる。

すでに24時間以上寝ていないので(飛行機では寝れない人)、夜の探索に出かける気力もなく、ホテルのプールサイドで一服して早々に寝る。ああ、ベッドだぁ〜!表の通りはうるさいし、タバコは吸えないしという状況であるにも関わらず、ベッドはふかふかで、枕もちょうどいい感じだったので、すぐに熟睡・・・・・とうとう南部に来たんだと思いながら。

※16320歩
| schazzie | [旅]New Orleans | 15:46 | comments(0) | trackbacks(0) |
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※ブログ内の記事の一部は、上記の本のほか、講談社刊『クロニック世界全史』、地球の歩き方『アメリカ』を参考・引用させていただいています。




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